沖縄県那覇市の桜坂劇場で「死刑弁護人」という映画を見ました。
監督:齊藤潤一
ナレーション:山本太郎
「オウム真理教事件」麻原彰晃。
「和歌山毒カレー事件」林眞須美。
「名古屋女子大生誘拐事件」木村修治。
「光市母子殺害事件」元少年。
これらはすべて死刑事件である。
そして、
それらすべての裁判を担当している弁護士がいる――
安田好弘、64歳。
というドキュメンタリー映画。
視点はだいぶ違うが、物的証拠ではなく状況証拠のみで死刑を確定できるほど裁判官の判断力は優れているのか、が一番の疑問です。
沖縄県東村高江では、政策進行ということで防衛施設局が住民をないがしろにして米軍に便宜を謀っている。スラップ裁判を考えるまでもなく、裁判官は国よりのように思える。
もちろん、法あっての裁判なので法に照らして判断するだけだとは考えられるが、日米地位協定一つとってみても法の番人のとしての機能は全く果たしていないといわざるを得ないだろう。
日本に限らずどこの国にもおかしな法律は多々あるのだろうが、おかしな法律を直す役割は裁判所なり法曹界が果たすべきなのではないか?
法に照らして法を運用するだけなら事実関係をしっかりと積み上げることができる優秀なエンジニアが複数いれば、あとは法律をすべて理解している機械にだって判決を行うことはできるかもしれません。