「聖者たちの食卓」という映画を観ました。
原題:Himself He Cooks
監督:フィリップ・ウィチュス、ヴァレリー・ベルト
巨大な炊き出し、とはちょっと違うのだろうけれど、寺院がボランティアの手を借りて無料食堂をやっている。一度の食事人数が5,000人!
インド、でかい。
元々はカーストがある国ということもあり、カーストに囚われずに同じ場所で食事を摂ることができる、ということだけでも画期的だったようです。
仕込みや食器の準備、後片付け等々システマチックではありますが、日本人的に考えると衛生面が不安かも。
「すべての人々は平等である」という宗教的教義の実践として無料で食事を提供するという習わしができたようだが、いかんせん、巨大すぎる。いろいろな物資を調達するのは大仕事ではないのだろうか。大仕事になればなるほど、教義などとはかけ離れた出来事が起こってくるのではないだろうか、と思ってしまう。