「DOGLEGS」という映画を観ました。
監督:ヒース・カズンズ
出演:サンボ慎太郎、アンチテーゼ北島、愛人、ミセス愛人、中嶋有木 他
障害者プロレス・ドキュメンタリー映画。
障害者プロレス自体は日本で行われている様子。それを海外の監督が映画にし、海外で上映されたあと、日本へ逆輸入されて公開されたようです。
「優れたドキュメンタリー映画は世界観を変えるだけで終わらない。自分に対する見方を変えるのだ。」
というコメントもありましたが、残念ながら私の世界観は特に変わりませんでした。
よかった点としては、障害者やがんを患っている人も前向きというか現状をしっかり認識して行動しているというのが描かれていたこと。ドラマなどでは美談であったりパニックに終始しそうなのところもありますが、そうではなく、パニックというような部分は通過したあとの展開が描かれていたのかもしれません。
現状を嘆いているだけでは何にもならないでしょうし、仮に障害者の方の手助けをするとしても、限度を超えた手助けは自分も潰れてしまう。それほど時間を割いてはいないようでしたが、そのあたりの描写もあってよかったなと思いました。
健常者が障害者とプロレスをするというのは、けっこうな意志が必要なのではないか、とも思いました。
それとは別に、恋する女の目、を何人かの出演者の中から見たような気がします。それも印象的でした。
フライヤーはけっこうカッコイイですね。