i-新聞記者ドキュメント-

i-新聞記者ドキュメント-」という映画を観ました(2019/12/30)。

監督:森達也
出演:望月衣塑子、金平茂紀、神保哲生 ほか

森監督が伝えたいことは伝わった、と認識している。

しかし。
ごくごく当たり前のことが当たり前に通用しないのがもどかしい。菅官房長官など。

日本は、すぐに「欧米では…」とは「先進諸国では…」とか言いたがるが、
日本独自の「記者クラブ」制には誰も何も言わない。

「欧米では…」とか「先進諸国では…」などという物言いも、
自分では何も考えていないということを公言しているか、
話すを相手を馬鹿にしているかのどちらかの表現。情けない。

大本営発表、の文化からいまだに抜け出せていないか、
より悪質になっているか。

いずれにしても、インターネットによって、
大マスゴミ、大マズコミの終焉が近づいているのではないだろうか。
日本の民度を上げる教育が必要ではないか。

別途。
国会前などでデモとかやっていたりしますが、効果はあるのでしょうか。
フランスや韓国のように何十万人という規模になるのであれば効果はあるのでしょうが、
日本ではせいぜい政治屋が顔をしかめるくらいではないでしょうか。

なぜなら、デモはメディアに取り上げられるということが一つの目的だと思いますが、
そのメディアが政府のお友達ばかりだから。

であれば、若手アイドルや俳優、芸能人、スポーツ選手などの有名な人たちの一人でも味方に付けて
発信してもらったほうが、何百倍も効果があるのではないでしょうか。
有名人が政治的発言を控える傾向にあるようですが、そもそも政治的発言をするだけの考えを
持っていないからというのも理由にあるのではないでしょうか。

政党を丸ごと支持してくれ、ということではなく、この政策については支持する、など、
ピンポイントでの賛同から、若者に影響力のある有名人を落としていく、というのが、
上策ではないかと常々思っています。

ローラのような人がもっと出てくる、もしくは作り出す方向に注力する、のが
社会を変える近道ではないかと考えます。

私が知らないだけかもしれないけれど、森監督には、記者会見に出るために、
もっといろいろやってほしかったです。

ルールを作る側へルールにのっとって風穴を開けていくのは大変だと思いますけど、
世論に弱い、スキャンダルに弱い人たちも多いのですから。
構図としては、ドラマのノーサイドゲームの協会と改善したい者に近いですかね?

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