存在のない子供たち

存在のない子供たち」という映画を観ました(2019/09/19)。

監督:ナディーン・ラバキー
キャスト:ゼイン・アル=ラフィーア、ヨルダノス・シフェラウ、ボルワティフ・トレジャー・バンコレ、カウサル・アル=ハッダード、ファーディー・カーメル・ユーセフ、シドラ・イザーム、アラーア・シュシュニーヤ、ナディーン・ラバキー ほか

前半少し眠ってしまったので、どこの国の話かわからないまま観ていたのですが、
レバノンの話だったのですね。
レバノン、シリアはアラブの中でも残念な場所というイメージがあります。
サウジアラビアなどは石油があり国王?が絶対権力で誇りを持って国家運営しているイメージ。
エジプトは観光客も多く、様々な情報に触れることができ、かつ、ピラミッドなどの遺跡も
大事にされているイメージ。

一方、レバノン、シリアはイスラエルとも隣接し、かつ貧しく、ヒズボラやハマス、イスラム国などが
幅を利かす土壌があるイメージ。
物質的に豊かでなくても、平和で安定的な生活を望む民は虐げられがちになっているのではないか、
のイメージ。

日本はどうか。
密室で虐待が行われる。
「合法」という名のもと、「忖度」によって利益誘導が行われる。
「数の論理」で少数意見を踏み潰す。

日本で、この映画のような裁判が行われる可能性があるのか?

ゼインは考動した。
日本の子どもたちは考動できるのか。
日本の大人たちは考動しているのか。
自分は考動しているのか。

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風をつかまえた少年

風をつかまえた少年」という映画を観ました(2019/09/15)。

監督:キウェテル・イジョフォー
キャスト:キウェテル・イジョフォー、マックスウェル・シンバ、リリー・バンダ、ノーマ・ドゥメズウェニ、アイサ・マイガ、ジョゼフ・マーセル、レモハン・ツィパ ほか
原作者:ウィリアム・カムクワンバ
原作:風をつかまえた少年

テーマや根底に流れるものをどうこういうつもりはないのですが。
風車で水を得る、というところがとても引っかかるわけでして。
井戸があって、水が存在するのであれば、風車じゃなくても汲み上げられますよね?
命と引き換えるのであれば、人力なり滑車なりでも水を汲み上げられますよね?
なぜ風車でなければ水が汲み上げられないのかがわからずモヤモヤです。

マラウィにも青年海外協力隊などが行っていますよね。
情報収集して必要なところに風車一つを作る、ダイナモ一つ届ける、
図書館一つを無料開放することは難しいのでしょうか?
もちろん、マラウィ国内すべて津々浦々支援することはできないのでしょうけれど。

ばらまきODAよりも、現地の小さい要望を拾い上げて即断即決で支援していったほうが
よほど将来のためになる支援になる、と思いますけど。


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米軍が最も恐れた男 カメジロー不屈の生涯

米軍が最も恐れた男 カメジロー不屈の生涯」という映画を観ました(2019/09/06)。

監督:佐古忠彦
語り:山根基世、役所広司
音楽:坂本龍一
登場人物:瀬長亀次郎、内村千尋、佐藤栄作、キャラウェイ ほか
前作:「米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー

太り気味の佐藤栄作と痩せ気味の瀬長亀次郎、対照的だ。
結局、米軍よりも日本政府が沖縄に基地を押し付けているというのは今も昔も変わらない。
日本政府が本当にやる気があれば、ドイツや韓国などの他国並みの地位協定への改定や
基地の大幅縮小などは十分可能なはずだ、よく知らないけど(-_-;)

犯罪や事故を起こした米兵が罪も償わずに、補償もほったらかして本国へ帰国し、
そのままうやむやになるとか、日本国家としてどうなんだ?
米兵は日本に来て何かしでかしても、帰国して逃げればいい、と思われているんじゃないか?

何かあったときに矢面に出るのは地方防衛局の人だが、誰も責任を取らない。
基地で苦しんでいる人たちにとって、存在意義があるのか?

政治屋が決めた方針通りに運用して問題が発生し、県民が泣きを見る。
政治屋は当然素知らぬふり。
そういう政治ではいかんということも亀次郎さんは言っていたのではないか。

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