人生フルーツ

人生フルーツ」という映画を観ました(2017/04/01)。

監督:伏原健之
出演:津端修一、津端英子 ほか
ナレーション:樹木希林

ドキュメンタリー。

平成ジレンマ』『死刑弁護人』『ヤクザと憲法』など、現在のテレビ業界では尻込みしそうなテーマにも果敢に挑み、良質な作品を次々と発表している東海テレビの劇場ドキュメンタリー第10弾。愛知県のニュータウンの片隅で暮らす建築家とその妻の日々を通して、真の意味での生活と心の豊かさを見つめる。ナレーションは女優の樹木希林が担当。

と、ぴあ映画生活に記載があった。(リンクはこちらで追加)
『平成ジレンマ』『死刑弁護人』『ヤクザと憲法』いずれも自分が観ていた作品であることにちょっと驚いた(笑)

信念を持って、誠実に生きた方々の物語、のように思えた。

風が吹けば、
枯葉が落ちる。
枯葉が落ちれば、
土が肥える。
土が肥えれば、
果実が実る。
こつこつ、ゆっくり。
人生、フルーツ。

お金は残せないけれど、土を残したい、というようなことを言っていたのが印象的。

津端英子さんは津端修一さんに寄り添うことをメインとしていたような思ってしまったが、共著でいくつか著作もあるようです。クレジットでは「つばた英子」さんが先に来ているようです。

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沖縄を変えた男

沖縄を変えた男」という映画を観ました(2017/04/14)。

監督:岸本司
キャスト:
ゴリ、田中永一、川満彩杏、山城智二、ベンビー、三田真央、川田広樹、末広尚希 ほか

1990年、1991年、栽弘義監督率いる沖縄水産高校が夏の甲子園で2年連続優勝を果たしたが、それにまつわる実話を基にした映画。

沖縄水産高校の甲子園準優勝はなぜかとても印象に残っているが、もう30年近く前の話になるんですね。それなりに月日が経っているので仕方ない部分もあるかもしれませんが、非常に前時代的な指導、体制になっていて、観ていて気持ちいいものではなかったです。
論理的でないというか、野球の技術ということではなく、目標達成に向けて行う行動の技術に疑問があるというか。

映画としては、「甲子園での優勝」を合言葉に話を進めていたはずなのに、甲子園出場したあとの描写はほとんどなく、しかも準優勝で終わったことについても特に印象に残らないような描写で、「なんだかなぁ」と思いました。
栽監督の人となりを紹介する映画ということであればいいのかもしれないが、描き方に違和感を覚えたのは否定できない。


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標的の島 風(かじ)かたか

標的の島 風(かじ)かたか」という映画を観ました(2017/03/24)。

監督:三上智恵

ドキュメンタリー。

「標的の島」とは、沖縄のことではない。
それは今 あなたが暮らす 日本列島のこと。

とある。

しかし、おそらくその「日本列島」には、首相官邸等政治屋が普段生活している環境は含まれていない(と本人たちは考えているだろう)。

本作では宮古島や石垣島などの先島地方への自衛隊配備についても取り上げられている。
しかし、高江や辺野古とは状況が違うように思う。
というのは、高江や辺野古は民意として反対の意思表明がされているが、自衛隊配備については、必ずしも反対の民意が優勢とは言えないようだからだ。

安倍首相も軍備増強政策を取るのであれば、辺野古に新たに米軍基地を作るのではなく、米軍基地削減、自衛隊増強という方向にしてもらいたいものだ。

基地反対派のエネルギーは大きいように見えるが、そのエネルギーを効果的に使う方法はないものだろうか。沖縄県の対応も戦略をきちんと立てているのかわからない。もしかしたら現在は想定内の状況で、最後に逆転の一手を温存しているのかもしれないが、

普天間基地移設の唯一の意解決策が辺野古移設とかいうのはおそらく完全な錯誤もしくはまやかしなので、「辺野古移設が唯一」という根拠が事実誤認である、とか、状況が変わったから判断も変える、であったり、埋め立て承認は法的に瑕疵はないが、埋め立て承認した知事判断は民意に沿っていないので、民主主義国家として、とか憲法に照らし合わせて民意に沿った判断に上書きされるべきだ、とかの手は効果がないのだろうか。

また、沖縄県内では憲法学者の木村草太さんの講演会なども催されているが、重要なのは県外の関心なのではないだろうか。県外の関心を高めるために、ずほかの基地がある自治体等を中心に現状報告会などを定期的に開いたり、日本よりもアメリカの民意を啓蒙していくほうが効果的なのではないか。アメリカの民意啓蒙はいくつか行われているようであるが、これを国内にもっと喧伝すれば、取り上げるメディアも多少は出てくるのではないか。
上記のようなことは行われているのかもしれないが、少なくとも沖縄県内ではあまり知られていないように見えるし、沖縄県外ではもっと知られていないように見えるので、どうしても戦略が足りないように見えてしまう。残念。

ビハインド・ザ・コーヴ」の八木景子さんが撮ったとしたら、このような事象についてどんなドキュメンタリーになるのかちょっと気になる。


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