わたしは、ダニエル・ブレイク

わたしは、ダニエル・ブレイク」という映画を観ました(2017/05/30)。

監督:ケン・ローチ
キャスト:デイヴ・ジョーンズ、ヘイリー・スクワイアーズ、ディラン・フィリップ・マキアナン、ブリアナ・シャン、ケイト・ラッター、シャロン・パーシー、ケマ・シカズウェ

「名匠ケン・ローチが引退を撤回して撮りあげた作品。カンヌ映画祭で2度目となるパルムドール(最高賞)を受賞した、「人間の尊厳と優しさを描く」、ケン・ローチの集大成にして最高傑作」、という感じの文句に惹かれて観た。

が、それほどでも。

役所なり貧困なりで理不尽な扱いを受けていることに憤り、似たような境遇の隣人を助けて交流しつつ現状脱出を図る、というようなストーリー。

厳しめに言えば。
憤り、文句を言う相手が役所の末端では、対応には当然ばらつきが出たり、杓子定規になってしまうのは自明ではないでしょうか。
何らかの手当をもらうために役所に行くのであれば役所のルールに沿って手続きする。ルールがおかしいということであれば、役所の上層部なり政治家なりオンブズマンなりのそれなりの相手に働きかえればよい。

隣人を助けるのはとてもいいと思うが、それだけで引退を撤回してまで伝えたいことなのか、、、よくわからなかった。

わたしは、ダニエル・ブレイク|映画情報のぴあ映画生活

エヴォリューション

エヴォリューション」という映画を観ました(2017/03/21)。

監督:ルシール・アザリロヴィック
出演:マックス・ブラバン、ロクサーヌ・デュラン、ジュリー=マリー・パルマンティエ ほか
エボリューション」ではなく「エヴォリューション」。

少年と女性しかいない、人里離れた島に母親と暮らす10歳の二コラ。その島ではすべての少年が奇妙な医療行為の対象となっている。「なにかがおかしい」と異変に気付き始めた二コラは、夜半に出かける母親の後をつける。そこで母親がほかの女性たちと海辺でする「ある行為」を目撃し、秘密を探ろうとしたのが悪夢の始まりだった。

原始的な感情を呼び覚ます圧倒的な映像美で描く、倫理や道徳を超えた81分間の美しい“悪夢”。

ということだったのだが。
個人的には心地よくない感じで常軌を逸した映画でした。
映像が暗くて、もしくは自分の目が悪いので?「映像美」というのもあまり感じませんでした。。。ラストもどっちつかずな印象。

エヴォリューション|映画情報のぴあ映画生活

聖者たちの食卓

聖者たちの食卓」という映画を観ました。

原題:Himself He Cooks
監督:フィリップ・ウィチュス、ヴァレリー・ベルト

巨大な炊き出し、とはちょっと違うのだろうけれど、寺院がボランティアの手を借りて無料食堂をやっている。一度の食事人数が5,000人!

インド、でかい。

元々はカーストがある国ということもあり、カーストに囚われずに同じ場所で食事を摂ることができる、ということだけでも画期的だったようです。
仕込みや食器の準備、後片付け等々システマチックではありますが、日本人的に考えると衛生面が不安かも。

「すべての人々は平等である」という宗教的教義の実践として無料で食事を提供するという習わしができたようだが、いかんせん、巨大すぎる。いろいろな物資を調達するのは大仕事ではないのだろうか。大仕事になればなるほど、教義などとはかけ離れた出来事が起こってくるのではないだろうか、と思ってしまう。

聖者たちの食卓@ぴあ映画生活