わたしは、ダニエル・ブレイク

わたしは、ダニエル・ブレイク」という映画を観ました(2017/05/30)。

監督:ケン・ローチ
キャスト:デイヴ・ジョーンズ、ヘイリー・スクワイアーズ、ディラン・フィリップ・マキアナン、ブリアナ・シャン、ケイト・ラッター、シャロン・パーシー、ケマ・シカズウェ

「名匠ケン・ローチが引退を撤回して撮りあげた作品。カンヌ映画祭で2度目となるパルムドール(最高賞)を受賞した、「人間の尊厳と優しさを描く」、ケン・ローチの集大成にして最高傑作」、という感じの文句に惹かれて観た。

が、それほどでも。

役所なり貧困なりで理不尽な扱いを受けていることに憤り、似たような境遇の隣人を助けて交流しつつ現状脱出を図る、というようなストーリー。

厳しめに言えば。
憤り、文句を言う相手が役所の末端では、対応には当然ばらつきが出たり、杓子定規になってしまうのは自明ではないでしょうか。
何らかの手当をもらうために役所に行くのであれば役所のルールに沿って手続きする。ルールがおかしいということであれば、役所の上層部なり政治家なりオンブズマンなりのそれなりの相手に働きかえればよい。

隣人を助けるのはとてもいいと思うが、それだけで引退を撤回してまで伝えたいことなのか、、、よくわからなかった。

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将軍様、あなたのために映画を撮ります

将軍様、あなたのために映画を撮ります」という映画を観ました(2016/10/30)。

監督:ロス・アダム、ロバート・カンナン
出演:崔銀姫(チェ・ウニ)、申相玉(シン・サンオク)、金正日(キム・ジョンイル)、元CIA職員 ほか

韓国の女優である崔銀姫(チェ・ウニ)と映画監督である申相玉(シン・サンオク)が別々の機会に北朝鮮によって拉致された。その後、彼らは亡命に成功する。

途中寝てしまったのですが、、、金正日氏は映画もお好きなようで。
映画の内容のどこまでが真実なのかわかりませんが、このような映画を観て思うので、日本の外交って成果あげられない、もしくはあげる気がない、そんな歯がゆさですね。拉致被害者の家族の方々の悲痛さは沖縄の基地問題にも通じるところがあるように思います。
日本政府を相手にするよりもアメリカなどを相手にしたほうが確実に成果があがるだろう、日本政府が足かせになっているのだろう、しかし、諸外国も日本政府をないがしろにはできないし、ないがしろにしてまで力を入れようとはしないだろうという思いですね。

きょうのTPPの強行採決を見ても安倍首相ほか強行採決は考えていないなど言いつつ臆面もなく強行採決するわけで茶番もいいところですよね。

しかし、すべての源は自民党政権を支えている民にあるわけで、脱力してしまいますね。

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疑惑のチャンピオン

疑惑のチャンピオン」という映画を観ました(2016/08/26)。

監督:スティーブン・フリアーズ
キャスト:ベン・フォスター、クリス・オダウド、ギョーム・カネ、リー・ペイス、ドゥニ・メノーシェ、エドワード・ホッグ、ダスティン・ホフマン、エレイン・キャシディ ほか

世界最大の自転車ロードレース「ツール・ド・フランス」7連覇のランス・アームストロング。癌から復活し輝かしい連勝記録を打ち立てながらも、ドーピング問題により全てのタイトルをはく奪された軌跡をスポーツ記者デイヴィッド・ウォルシュの著書を基に描いている。

ドーピングをしながらでお7連覇というのは称賛に値するような気がする。そこまでして勝ちたいか、という気もしないでもないが、ドーピングなのかドーピングでないのかは誰かが判断しているわけで、その誰かの判断と選手の判断にかい離があることもあるのではないか、とも思う。
ドーピングしても検査でひっかからなかったわけですよね。しかし、後日の証言等を基にタイトルをはく奪される。検査で引っかからなかったら、まぁ、いいんじゃないかなと思ったりしない、、、かな?
タイトルとは別に人々の称賛、尊敬を得られるかどうかは別問題としてあるわけですし、ドーピングにはおそらく身体的リスクもあるでしょうし。

カテゴリーとして、ドーピング等なんでもアリなカテゴリーを作るというのも一考かもしれませんね。ないか。

映像としては、ツール・ド・フランスで優勝する、連覇する、という部分やトレーニングしている部分(トレーニングをどれくらいしているのかわかりませんが)、癌を克服する部分などに時間が割かれていないのがとても残念。最近流行りの二部作、三部作くらいにしてでも描いて欲しかった。欧米の人にとってはツール・ド・フランスに優勝する人がそれなりの努力をしているのは当然という認識なのかもしれませんが、ツール・ド・フランスにそれほどなじみのない私としては、この映画だけではランス・アームストロングの情熱は伝わってくるが、努力は伝わってこなかったです。


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