旅立ちの島唄 ~十五の春~

沖縄県那覇市の桜坂劇場で「旅立ちの島唄 ~十五の春~」という映画を観ました。
確か、沖縄先行上映だった気がします。

キャスト:三吉彩花、小林薫、大竹しのぶ、早織 ほか
監督・脚本:吉田康弘

ストーリー

沖縄本島から東へ360kmにある絶海の孤島・南大東島。
子どもたちは高校進学のため、15歳で島を出て家族と離れて暮らさねばならない。少女民謡グループ“ボロジノ娘”は、毎年別れの唄「アバヨーイ」を歌い、島を旅立っていく。
「明日から、ボロジノ娘は優奈がリーダーだからね」先輩・文香(野吾沙織)から、そう肩をたたかれた優奈(三吉彩花)。

そうして、優奈が島で過ごす最後の一年が始まった。

三吉彩花がとてもよかったです☆
容姿もさることながら、目力でしょうか。大物俳優、女優にまったくひけをとらない存在感でした。
背が高いせいと思ったら、171cmあるようです。まだ伸びるかもしれませんが。
苦めの青春シーン?や綺麗な入浴シーンもありました(*^^*)
今のところ今年イチオシ!の映画です。

ストーリー的には、沖縄在住の私としては真新しい感じはあまりありませんでしたが、離島に馴染みのない方々にとっては多少のカルチャーショックはあるかもしれません。
微妙にTPP問題のシーンもありましたが、あれはバーターでしょうか(^^;
きょうの新聞ではさとうきびの代わりはコーヒーだ、みたいな記事が載っていましたが、TPPになるとさとうきび農家は厳しいのでしょうかねぇ。そもそもさとうきび栽培にどれくらいのコストがかかっているのかわからないのですけど。

映画の中で「那覇から360km離れてる」と何度も出てきて若干くどい(苦笑)
360kmといえば、東京から福島、長野あたりまでの距離でしょうか(参考)。
ただし、南大東島と那覇の間には大海原が広がっていて、南大東島は島なので周囲は海ですね。
北大東島が近くにありますが、「絶海の孤島」と言われたりもします。
大規模農業などを行っていて、沖縄県の中では世帯所得は高かったように思います(参考)。

南大東島には秋篠宮夫妻が宿泊したホテル?なんてのもあるようですね!
だいぶ前の記憶によるとダイビングも初心者お断りな感じの体育会系だったような。
検索してみたら、やはりというか「初心者お断り!」の文字が(^^;

孤島なので潮の流れが速かったりすることが理由なわけですが。
お店のサイトではないようですが、スキルチェックで以下が書かれていました。

その1:経験タンク本数が50本以上であること。
その2:中性浮力が取れること。
その3:ドリフトダイビングの経験が豊富であること。
その4:海からボートに上がるとき、はしごがなくても上がれること。

その4、海からボートに上がるとき、はしごがなくても上げれること。。。
200本くらい潜っていますがはしごなしで上がるという状況に遭遇した記憶があまりないです。。。
ドリフトでもはしごありますよね!?

さて、ストーリーに戻りますが。
ラストシーン、長い時間船から手を振っているのですが、「さあ次!」って感じでけっこう私好みです。

大竹しのぶさんのコメント

吉田監督らしい何気ないセリフやト書きの中にドラマがあって素敵だなと思いました。ありがちな島の美しさを捉えるのではなく、その島で生きている人々の心が映し出されています。私は、島を捨ててしまった役だったので淋しかったのですが、あの美しい空やトウキビ畑やのんびりとした優しい人たちの中にとことん入って生活してみたかった。そんなことを思わせてくれた美しく優しい島でした。

昨日かったカルビーの「ポテト日和 桜えびしお味」を食べながら書いていたのですが、味はいまいちでした。薄味すぎかな~という感じ。


旅立ちの島唄~十五の春~@ぴあ映画生活

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