「ディストラクション・ベイビーズ」」という映画を観ました(2016/06/16)。
R15+
監督:真利子哲也
キャスト:柳楽優弥、菅田将暉、小松菜奈、村上虹郎、池松壮亮、北村匠海、岩瀬亮、でんでん ほか
「二時間弱のあいだにこれだけ人を殴ってる映画は初めてみました。」(米津玄師)
というコメント通り。
確かに柳楽優弥は雰囲気があった。背中で何かを語れる、そんな映像だった。それだけでも観る価値はあるかもしれない。
しかし。
強そうな相手を見つけては喧嘩を仕掛ける、そんな彼に興味を持ってしまう高校生。その高校生は弱い者に暴力を仕掛ける。さっぱりわからん。
「ひとりの少年の純粋な狂気にのみこまれる」
というキャッチコピー。
「狂気」ということでいうと、やはり、「冷たい熱帯魚」が自分には強烈過ぎて、それを超える衝撃は受けなかった。
私は喧嘩をあまりしたことはないけど、喧嘩をしているときに命を感じる、ということはあるかもしれない。
しかし。
格闘技をやればよいのでは、と思ってしまう。
技術の要素が入ってきて、野獣な感じだけでは太刀打ちできず、ストレスがたまるかもしれないが、ただの破壊よりはよいかと思うし、人に迷惑をかけずに、より深いスリルを味わえるのではないだろうか。
私が年を取った、ということだろうか。