アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男

アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男」という映画を観ました(2017/06/02)。

監督:ラース・クラウメ
出演:ブルクハルト・クラウスナー、ロナルト・ツェアフェルト、セバスチャン・ブロムベルグ、イェルク・シュットアウフ、リリト・シュタンゲンベルク、ローラ・トンケ、ゲッツ・シューベルト、コルネリア・グレーシェル、ロバート・アトツォルン、マティアス・ヴァイデンヘーファー、ルーディガー・クリンク、パウルス・マンカー、マイケル・シェンク、ティロ・ヴェルナー、ダニ・レヴィ

1950年代後半のドイツ・フランクフルト。ナチス戦犯の告発に執念を燃やす検事長フリッツ・バウアーのもとに逃亡中のナチス親衛隊中佐・アイヒマン潜伏に関する手紙が届く。アイヒマンの罪をドイツの法廷で裁くため、国家反逆罪に問われかねない危険も顧みず、その極秘情報をモサド(イスラエル諜報特務庁)に提供する。しかしドイツ国内に巣食うナチス残党による妨害や圧力にさらされたバウアーは、孤立無援の苦闘を強いられていくのだった……。

というストーリーなわけだが、映画の中では孤立無援ではなかったからこそ、アイヒマンの捕獲を成しえたという感じになっている。
なかでも、ロナルト・ツェアフェルトが演じる、同性愛者の若き検事カール・アンガーマン(ラーズ・クラウム監督が映画に厚みを与えるために創造したこの架空のキャラクターらしい)の、最終的には自己保身に陥らない行動がいい。今の日本の役人や政治屋さんにはできない行動のように思います。

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