Behind “THE COVE”

Behind “THE COVE”(ビハインド・ザ・コーヴ)」という映画を観ました。

監督:八木景子
出演:太地町の方々、ルイ・シホヨス(『ザ・コーヴ』監督)、リック・オバリ(『ザ・コーヴ』主演)、森下丈二(IWC日本政府代表、『ザ・コーヴ』出演)、諸貫秀樹(漁業交渉官、『ザ・コーヴ』出演)、デヴィット・ハンス(シーシェパード2014年リーダー)、サイモン・ワーン(TVシリーズ「WHALE WAR 1」元カメラマン、ラーズ・ワロー(オスロ大学 生態学教授)、三軒一高(太地町長)、捕鯨関係者 ほか

ザ・コーヴ」で描かれていたイルカの追い込み漁は衝撃的ではあった。「ザ・コーヴ」という映画は事実を歪曲化した映画だというのが、日本人に限らず良識ある人たちの認識のようなのですが、それがきちんと伝わっていないという事実。要するに、プロパガンダが上手。「(環境保護において)クジラは金になる」から金儲けもできる。

それに比べてIWCとかでの日本の主張はおそらくはまっとうなことのみに終始して、成果が出せなかった。もしかしたら元々成果を出そうという気もなかったのかもしれない。なぜなら、裁判をするコストに見合わない、というような体たらくというか問題の先送り主義が蔓延しているようにも見えるから。

元々、捕鯨問題はアメリカがベトナム戦争による環境破壊から目を逸らすために取り上げた問題だった、とか、核廃棄物の海洋投棄問題から目を逸らすためだったとかの説もある。

「ビハインド・ザ・コーヴ」という映画を観る限り、アメリカのマスコミもやはり情報の取捨選択は行っており、捕鯨に対しては「反捕鯨」のスタンスでのみニュースを流しているということのようですが、それとは別に、アメリカの市民は捕鯨に反対の人が多いようでもないようです。どういう経緯かうまく把握できなかったのですが、真珠湾攻撃についてアメリカの街頭でアメリカの非の部分?を何十年も主張している人がいるのにも驚いた。

アメリカのマスコミもあまり信用ならないんだなというのは少し残念ですね。

話がまとまらなくなってきました。。。

  • 食文化なので資源に問題がなければよそ者にとやかく言われるものではないので、反捕鯨とか完全無視で問題ないでしょうし、相手にする時間がもったいない
  • ただし、世論とかもあるので、間違った情報は訂正する必要がある
  • 日本はメディア戦略が下手(もしくはやる気がないのか?)
  • イヌイットもクジラを食べている
  • 「クジラはダメで牛はいいのか?」という話になったときに、「みんなベジタリアンになればいい」という人がいる。「植物は命を宿していないのか? じゃあ粘菌は?w」究極的には、生をいただく、ということで
    「いただきます」と言って食事する、という話もあり、その「生」には植物は含まれないのか?というのが大いに疑問。
  • マスコミは信用できない
  • 日本の外交は稚拙もしくは日本国民のための外交ができていない(のではないか)
  • 沖縄の基地問題も同様で、アメリカの言いなり、もしくは政治屋の私腹重視の政策で、何の覚悟もない(のではないか)
  • 八木監督は「クジラの竜田揚げ」から話が始まったと言っています。素人+幸運もあってシーシェパードのリーダーたちのインタビューも取れたということですが、その行動力には脱帽です。
  • フードインク」の話も出たりしていろいろな情報がちりばめられているのですが、事前知識がないとわかりにくい、もしくは、鑑賞後いろいろと調べなければならない(調べたくなる)事態に陥るかもです

という感じですか、、、と、つい、沖縄の基地問題にもリンクさせてしまいました。。。

日本もきちんとしたデータに基づいて捕鯨再開を主張をしているわけでしょうから、自分たちのデータに自信があるのであれば、ノルウェーみたいに商業捕鯨すると言えば話は早いのにね。

ビハインド・ザ・コーヴ~捕鯨問題の謎に迫る~@ぴあ映画生活

DOGLEGS

DOGLEGS」という映画を観ました。

監督:ヒース・カズンズ
出演:サンボ慎太郎、アンチテーゼ北島、愛人、ミセス愛人、中嶋有木 他

障害者プロレス・ドキュメンタリー映画。
障害者プロレス自体は日本で行われている様子。それを海外の監督が映画にし、海外で上映されたあと、日本へ逆輸入されて公開されたようです。

「優れたドキュメンタリー映画は世界観を変えるだけで終わらない。自分に対する見方を変えるのだ。」
というコメントもありましたが、残念ながら私の世界観は特に変わりませんでした。

よかった点としては、障害者やがんを患っている人も前向きというか現状をしっかり認識して行動しているというのが描かれていたこと。ドラマなどでは美談であったりパニックに終始しそうなのところもありますが、そうではなく、パニックというような部分は通過したあとの展開が描かれていたのかもしれません。

現状を嘆いているだけでは何にもならないでしょうし、仮に障害者の方の手助けをするとしても、限度を超えた手助けは自分も潰れてしまう。それほど時間を割いてはいないようでしたが、そのあたりの描写もあってよかったなと思いました。

健常者が障害者とプロレスをするというのは、けっこうな意志が必要なのではないか、とも思いました。
それとは別に、恋する女の目、を何人かの出演者の中から見たような気がします。それも印象的でした。

フライヤーはけっこうカッコイイですね。

DOGLEGS@ぴあ映画生活

世界の果ての通学路

世界の果ての通学路」という映画を観ました。

監督:パスカル・プリッソン

公式サイトを見て、背景を知るともっていいかも、

映画は、象に襲われる危険を避けながら通学するケニアの子ども、馬で通うアルゼンチンの子ども、障害を持った兄弟とともに通学するインドの子ども、まだまだ女性の地位が低いと思われるモロッコの子ども、の通学風景を描写したもの。

思ったよりも短時間の映画で、個人的には途中あまり新鮮味が感じられず若干だれ感があったのですが、エンディングがよかったです。私も世界を20か国、1年弱くらいしか訪れてはいませんが、あまり海外に馴染みのない方々にはカルチャーショックがあってとても刺激的な映画かなと思います。

馬に乗って通学するっていうのが一番楽しそうですね。
南米はやっぱりアジア人の血もはいっているのかな、とミカらを観て思ったりもしました。
たまたま読んだ「ウユニ塩湖」という本でも確かアジアから人が渡ってきたという話が出ていたような。

ウユニ塩湖については後日ブックレビューを書こうと思っています。

世界にはいろんな境遇の人がいる。
自分の世界を広げるためにも、子どもたちや頭の硬い人に観てほしい映画ですね。

世界の果ての通学路@ぴあ映画生活