映画:山谷(やま) 見てきました。

映画:山谷(やま) 見てきました。
内容的には、少しヘビィめなんですけど、使われている言葉のせいか音声システムのせいか、ところどころセリフが聞き取りにくかったです。
社会のダークサイドというか、あまり表面に出てこない?社会をかいま見た感じ。
というか、山谷は行ったことがないのですが、釜ケ崎は行ったことがありまして、そのときのことを思い出しました。

印象に残った点を何点か。
最後のほうに外国の書面に「roumusha」というような文字が掲載されているのを強調した画があるのですが、その文面、英語じゃなかったみたいなんですよね。
で、それが何語が気になった(苦笑) seliっていう文字があった気がする。フランス語か??

クレジットのところに立松和平氏の名前があった。

朝鮮人の墓のシーン。本当にさびれた感じでないがしろにされている感じなのですが、朝鮮系の学校のバスが見学に来ることがある、というようなことを言っていたような。ナショナリズムを触発されてしまいますね。なので、ちゃんと整備したほうがいいと思います。たいした額はかからないだろうし、やるべきだろうし。


映画上映後、トークショーが。
「山谷-やられたらやりかえせ-」関係の人で中山幸雄という人の話は面白かった。
まぁ、基本働きたくない人のようで、その点に共感したというだけかもしれませんが(苦笑)
あと、「フツーの仕事がしたい」の土屋トカチという人がゲストでした。
「フツーの仕事がしたい」は、トークショーのあとの上映でしたが、見てません。。。


プチお得!?情報として。
日雇い労働者の手帳というのがあり、わかりやすく言えば、それに2か月分くらいポイントを貯めると、休業補償のような手当てが出るらしい、ということです。
「あおて」「しろて」とか言ってましたけど、「あおて」はもうなくて、「しろて」はまだある、みたいなことを言っていました。

そうそう、そういう「日雇い手帳」とか「寄せ場」とか、あまり馴染みのない言葉なり映像が出てきて、話の理解にちょっと支障が出ていたかもしれません。
トークショーで土屋トカチ氏も、13年くらい前に初めて「山谷-やられたらやりかえせ-」を見たときよりも今回見たときの方が理解が深まったというようなことを言っていた、、、ような、、、、気がします。

帰り際、専門学校みたいなところか予備校みたいなところかわかりませんが、
「基地就職 合格率80%」みたいな看板が!
正確な文言でないところが痛いですが、合格率80%っていいですよね。
ただ、そこで思ったのが、公務員並みの待遇の「基地従業員」だけのことなのか、はたまた、派遣とかで「基地内で働く人」も含めてのことなのか、ちょっと疑問に思いました。

「山谷」制作上映委員会
日雇い

日雇労働被保険者手帳(俗に言う「日雇手帳」「白手帳」「センター手帳」)


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