フード・インク見ました

沖縄・那覇の桜坂劇場でフード・インクという映画を見ました。
公式サイトを見ると、ありあまるごちそうというのと同テーマということでタイアップっぽい感じですね。桜坂劇場でも上映予定があるみたいです。
「ごはんがあぶない」
っていうキャッチフレーズはいかにも古臭い。
「食の社会見学」というキャッチフレーズは一瞬なるほど!と思ったけれど、
「食の社会見学」ではないのか?
と思ったのですが、どちらでしょう。。。
Google先生では「社会見学」のほうがヒット数が多かったけれど、「社会科見学」のものもいっしょくたにヒットしていた。
「”社会見学”」、「”社会科見学”」で検索すると”社会科見学”のほうがわずかながら多い。
Wikipediaでは「社会科見学」という項目はあるけど、「社会見学」という言葉はない模様。

正直どうでもいいといえなくもないが、きょうたままた

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という本を読んでいて(私が買ったのは新装版ではないやつでBookoffで105円。妥当な価格だと思う。)、まぁ、作りが雑だなぁと思ったのがあったので。

前置きが長くなり過ぎました。
フードインク。
2008年製作のようなので、ちょっと古いくらいでしょうか。
改めて感じたことは、アメリカの食品は信用できない
だから、牛肉をアメリカから輸入している吉野家の牛丼は食べない。
これは、狂牛病のときに考えたことだが、それ以前の問題として食べないほうがいいわけだ。
ちなみに狂牛病問題のときは、危険部位は除去していると言っていたにもかかわらず除去されていなかった。それも複数回。
つまり輸出物に関してなのか国内物も含めてなのかは不明だが、アメリカでの食肉のチェックはずさんだということだ。
そしてずさんであるにもかかわらず当局はお墨付きを与えているということだ。
故意かどうかは知らないけど。

最近はO-111で問題が起きているが、二つ問題点があるかと思う。
いや、止めておこう。。。すみません。。。
とにかく、この映画の中のアメリカの家畜はひどい衛生状態の中にいる。
生肉にO-111が付いているのは必然と思えるほど不衛生だ。
この映画の中ではね。
ちなみにO-157は牛の飼料が原因でできた新種の大腸菌らしい。

フード・インク(Food.inc)としてカーギル、モンサント、タイソンなどなどが出ているが、、
「モンサントの最大株主は、ブッシュ大統領一族とロックフェラー」なんて情報もネットにはあったし、カーギルとモンサントは提携してるのか。

今までは大量生産で安価なものを供給していた巨大企業ですが、いろいろな情報が流れ、現在はは安全志向にトレンドが移ってきている、と思う。
ケヴィン法なんてのもできたし。
って、日本語のWikipediaにはないのかよっ!
要するに消費者が望むものを企業は提供する。
まぁ、基本的には巨大企業や広告、マスメディアが誘導するわけでしょうけどね。

民主党政権だってそうでしょ?
衆愚かどうかは知らないけれど、多くの人が望んだから民主党政権ができた。
結果はご覧のとおり。
民主党政権を選んだ人たちに責任があるはずだけど、そこは黙殺って感じですかね。

まぁ、いいや。
話をフード・インクに戻すと、巨大企業の下で不衛生な家畜管理や借金を背負わされてとうもろこしを作らされている農家が一番割に合わない。
下種なものを実際に作っている人たちはいろいろと病んでしまうが、巨大企業は方針転換して安全な食品をつくるよう下請けに指示するだけ。
今までの下請けが使えなければ、新しい下請けを作り出すだけだ。
大量生産で結局コストは安くなるので、ずーっと以前から地道にやっているところはいずれコスト面では太刀打ちできなくなる。
しかもヤツラは政治とコネを作っているから、例えば大規模化に補助金を出させるとかあの手この手で自分たちの利益を増やそうとする。ある意味健全な姿勢ではあるが、手段であったり結果として出来上がった物ははよろしくないことも多い、かもしれない。
消費者は結局安いものを選ぶのか。
そこが重要なんだろうなと思う。
一般消費者が安いものを何も考えずに選ぶのであれば、行政が何か手を打つべきではないだろうか。必要な情報の開示であるとか、適正な補助金であるとか。
その能力があればねw

よくわかんなくなってきたから、この辺でなんとか締めよう。

  • アメリカ産の牛肉は(極力)食べない製造元や原材料を確認する
  • 地産地消ができればそれに越したことはない

  • 生ものなどを食べるときは、危険をはらんでいることを認識する(自分の免疫力を考える)

って感じでしょうか。
もともとアメリカって国は好きじゃないのですが、フード・インクを見て、余計に嫌いになりました、ということはないですけど、アメリカさもありなん、って感じでした。
もちろん、日本で同じことが行われていないとは限りませんけどね。
日本では、まずマスコミがマスゴミであるし、このような映画はできなかった可能性も高く、その意味ではアメリカはいい国ですね。


フード・インク@ぴあ映画生活

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