沖縄県那覇市の桜坂劇場で「ぬちがふう」という映画を見ました。だいぶ前。
端折って書くと、沖縄戦から
命がけで脱出し一命をとりとめた朝鮮人元軍属たち6名が、47年ぶりに再び島を訪れ、しまんちゅ(島人)と共に、斬り込みや虐殺の現場を探す旅がはじまる。
というドキュメンタリー映画。
ぬちがふう。命果報。
―玉砕場からの証言―
元凶は戦争を始めた人たちにあろう。
オスプレイは結局沖縄県の普天間基地へ配備され、正月三が日も飛行していた。
これも元凶は米軍ということになろうが、一番の問題は日本政府の対応だろう。
反対していても結局配備する。
普天間基地の辺野古移設については、政府の誰だかが「戦略的に沖縄ではなくて、政治的に沖縄」的なことを言っていたらしい。
政治的に、というのは「ほかに受け入れるところがない」という意味らしい。
言語道断。
沖縄県知事も県外移設を求めている。
戦略的ではなく政治的に、ということであれば、政治力がある人間が政治を行えば移設先は無限に選定できる。
つまり、民主党を素人集団呼ばわりした政治の玄人集団である自民党であれば、沖縄以外、国内はもとより国外でも、その玄人としての政治力を十分発揮して交渉できるのではないかと考えるのだがいかがだろうか。
末端はお上の決定に振り回される。
その決定が行き当たりばったりの日和見であったり、国家百年の計もなく落としやすいところに落着させるような決定、ごり押しの決定であるならば、そのような人たちは仕事力が低いと思う。
「ぬちがふう」。ぴあ映画生活でヒットしなかった。。。