沖縄・那覇の桜坂劇場で「歌えマチグヮー」という映画を見ました。
監督:新田義貴
配給:ユーラシアビジョン
那覇市安里にある市場(商店街)。肉屋に魚屋、洋服屋から花屋まで、わずか4千坪のアーケード街に120もの店がひしめき合うマチグヮー(市場)。
1店舗あたり33.3坪。まぁ、道、すーじ小(小道、路地という意味かな)もあるので一概にはいえませんが、この数字が果たしてひしめき合っている状況なのかどうかはよくわかりませんが。。。
というのを、市場って普通小さい店舗が並んでいるものなんじゃないの、と、映画を観ているときも気になっちゃって(苦笑)
この映画に出ている人たちは栄町が好きなんだなぁというのが伝わってきました。
個人的には近所なので栄町はときたま行きますけど、屋台祭りなどは、きょうは人が多くて歩きづらいなぁくらいにしか思わなかったり(^^;
音楽も最近は興味が薄れてきていて、どちらかというと静寂を好む時間が増えてきていたりして、もしや俺ってば老いてきたのか!? とちょっと心配になってみたり。。。
それはそうと。
栄町の歴史のようなものも垣間見れるところもあるので、この点は予想通りで観てよかったなと。
それ以外の部分は私の琴線にはあまり触れませんでしたけど(^^;
私が桜坂劇場で映画を観る時は半々以上くらいの確率で観客は少なくって、座る場所も苦労しないのですが、きょうは入場したのが遅かったせいか、観客が多かったせいか心地よい「おひとりさま」シート?があまりなく選択肢がほとんどないくらいでした。
ちなみに栄町ではすでに2枚のCDを出している模様ですね。→めいどいん栄町市場
映画に出ていた曲で、備瀬隆、八百屋まえひらの前平房雄、そば処ゆうなみの「かおり」さんが歌っていた曲がたぶん
「ダウン タウン パレード / 栄町オールスターズ」だと思うんですけど、ちょっとしみました。
映画の中での歌は音程がいまいちだった感じがしましたけど。。。
音楽好き、人情好き、商店街好きの方にはおすすめ。
それ以外では、沖縄のとある市場のことを表面だけよりはちょっと深く知りたい人におすすめ、かな。
映画の中で再開発計画がなくなった的な話をしていましたが、これは、もしかしたら栄町の再開発がなくなったの牧志の「さいおんスクエア」ができたのかもしれませんね。で、牧志にショッピングモール、まではいかないけれど、なんか人が集まりそうな箱物ができたので、栄町が万が一望んでも再開発は遠いような気がする。
まぁ、望まないとは思いますけど。
居酒屋など飲み屋系にはあまり不自由はしないのですが’(若干賑やかめではありますが)、個人的にはこぎれいで手ごろな食堂系があると嬉しいなぁ。