わたしは、ダニエル・ブレイク

わたしは、ダニエル・ブレイク」という映画を観ました(2017/05/30)。

監督:ケン・ローチ
キャスト:デイヴ・ジョーンズ、ヘイリー・スクワイアーズ、ディラン・フィリップ・マキアナン、ブリアナ・シャン、ケイト・ラッター、シャロン・パーシー、ケマ・シカズウェ

「名匠ケン・ローチが引退を撤回して撮りあげた作品。カンヌ映画祭で2度目となるパルムドール(最高賞)を受賞した、「人間の尊厳と優しさを描く」、ケン・ローチの集大成にして最高傑作」、という感じの文句に惹かれて観た。

が、それほどでも。

役所なり貧困なりで理不尽な扱いを受けていることに憤り、似たような境遇の隣人を助けて交流しつつ現状脱出を図る、というようなストーリー。

厳しめに言えば。
憤り、文句を言う相手が役所の末端では、対応には当然ばらつきが出たり、杓子定規になってしまうのは自明ではないでしょうか。
何らかの手当をもらうために役所に行くのであれば役所のルールに沿って手続きする。ルールがおかしいということであれば、役所の上層部なり政治家なりオンブズマンなりのそれなりの相手に働きかえればよい。

隣人を助けるのはとてもいいと思うが、それだけで引退を撤回してまで伝えたいことなのか、、、よくわからなかった。

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