くじらびと

くじらびと」という映画を観ました(2021/11/26)。

監督:石川梵

くじら漁とともに生きるインドネシア・ラマレラ村のドキュメンタリー映画。
「巨鯨の海」(伊東潤著)、「漂流」(吉村昭著)という本に通じるものがある。
しかし、「巨鯨の海」「漂流」は江戸時代の話だが、本作は現代の話。

フライヤーで「SDGsの原点がここにある。」と記載されているが、貧しさという点において、一線を画すのではないかと思う。
単純に、持続可能な開発目標、自給自足的生活、捉えた獲物を最後まで使い切る生活、というような意味でSDGsを引き合いに出すなら、何も命の危険度を高めてクジラ漁をするだけが手段ではない。
もっと、安全に、安定的に生活できるような手段を模索することもできるはず。
まさに、開発「目標」という言葉において、生命の危険度を減らす「開発」にもっとスポットを当てたらよいだろう。
例えば、漁法であったり生活の糧を得る手段であったり、社会基盤で合ったり、だ。

そんなSDGsとは別なところに、生命力という(映像)美があることも事実。

このような世界に触れたことがない人は、「巨鯨の海」(伊東潤著)、「漂流」(吉村昭著)、「くじらびと」(本作)のどれか一つでも手に取ってみてもよいかと思います。

くじらびと|映画情報のぴあ映画生活

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