リクルート人材センター編の「転職徒然草」という冊子を読みました。
1997年第一刷の本です。
普段、読んだ本の記録はブクログに書くのですが、この本は非売品なのでブクログの登録がない。
そのため、ここに記録。
(リクルートエイブリック名義で新潮社から出ている本と同一かもしれない)
良くも悪くも人の褌で相撲を取るのが得意なリクルート的というか。
転職の様々な事例が紹介されていて、それだけ読めばとても興味深いのだが、そこにちょいちょい編集者の主観や意見が入っていて、それらがときどき鼻につく。
リクルートという会社はまだ生き残っているが、今までどれだけの事業を潰してきたのだろう。
所詮、長続きすることに重きを置かず、「今」売れるものを、多少の不備があっても、勢いで、スピード感を持ってリリースしていく。イメージ戦略で売り上げを上げていく。
機を見て撤退することもよしとする。
そんな考えが垣間見えるような本。
100年企業の考え方とは程遠い。
どちらが良いとか悪いとかではないけれど。