三姉妹

昨日、「三姉妹~雲南の子」という映画を観ました。

ニーチェの馬」を彷彿とさせました。
ニーチェの馬はやたら暗澹としていて凝り固まった精神のような印象を受けたのですが、ジャガイモをガツガツ食べる?同じような境遇でも、三姉妹のほうは力強く感じました。
若さゆえでしょうか…

見方によっては貧しい集落で着の身着のまま生活することもままならないようにも見えますが、家畜を飼い、畑があるのでそれなりに暮らしていくことはできるような気もします。
食生活や家族構成がもう少し豊かであれば、都会に住むよりも豊かに暮らすこともできるような気もし、「世界を驚愕させた」というフレーズには違和感があります。

日々を慎ましやかに暮らす。あくせくせずに自然に身を任せて暮らしていると考えれば、気の持ちようである意味幸せな暮らしかもしれません。禅。
アングロサクソン系の人たちから見たら驚愕かもしれませんけどね。

集落の暮らしが嫌であれば、大きくなったら街へ出て行けばいい。
ただ、街へ出て行ってどういうことができるのか、どういう環境なのか、ということは前もって教えて、子どもたちが選択できるようにしておければ、単純に「貧しい」ということにはならないと思ったりした1本だった。

■追記
「貧乏」のようなイメージで映画が作られている気がして、その部分にひっかかりがあったのですが、何となくひっかかりの意味がわかりました。

10歳を筆頭にした三姉妹。雲南省ではヤギの面倒をみたり畑から作物を取ったりして何とか暮らしているように見えたけれど、果たして、都会で親がいない子どもが暮らしていける環境があるだろうか、というところで、経済的には貧乏だがある意味豊かではないのか、というようなところにひっかかっていた、ということでした。

三姉妹~雲南の子@ぴあ映画生活

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