「パレードへようこそ」という映画を観ました。
原題:PRIDE
監督:マシュー・ウォーチャス
キャスト:ベン・シュネッツァー、イメルダ・スタウントン、フェイ・マーセイ、ドミニク・ウェスト、パディ・コンシダイン、ジョージ・マッケイ、ビル・ナイほか
不況と闘うウェールズの炭鉱労働者とロンドンのLGSM(Lesbians and Gays Support the Miners)の若者たちが共闘する実話。
LGBT(Lesbians, Gays, Bisexual, Transgender)ではなくLGSM。
当初あまり興味がなかったのですが、予告編を見て、実話だということがわかったので観てみました。実話ってことばに弱いんですよねw
キャストが皆いい感じでした。ゲイというのは何で見た目で何となくわかってしまうんですかね(笑)
イギリスという国は、伝統的でかつ革新性もある、老いも若きも個々人がそれぞれ物事を考えて行動する(過去に囚われていることもあるにはあるが)、日本とは違う国だなと改めて思いました。
80年代のヒット曲も多く挿入されているようなのですが、知らない曲もけっこうありました。覚えている曲は、、、
Two Tribes(FGTH)
Relax(FGTH)
You can’t hurry love(Supremesではなかった)
Karma Chameleon(Culture Club)
You Spin me Round(Dead or Alive)
パレードへようこそ – Music From And Inspired By The Motion Picture Various Artists
だと、
I want to Break Free(Queen)
West End Girls(Pet Shop Boys)
Red Res Wine(UB40)
なども入っていますが気づきませんでした。。。
映画の中でAidsのことも触れられている。Aidsというとある寒い冬の日、フレディー・マーキュリーが亡くなったというニュースを思い出す。
ところで、LGSMというかゲイというかレズビアンというかについて。身近に知り合いはほとんどいないのですが、いろいろと大変なこともあるとは思うのだけど。単なる嗜好の話で偏見を持つことは全くないんじゃないかなぁと思ったりしています。広く言えば、民族でも宗教でも、異なるものを認識したうえで認めるというか受け入れるというか対処するというかすればいいだけで、攻撃したり毛嫌いしたりするのはとても情けないというか何かが小さいというか何かが足りないんじゃないかなぁと思ったります。まぁ、身近にマイノリティの人がほとんどいないのでよくわかりませんが。。。
映画は、少し古い話のような気もしますが、少しでも住みやすい世の中になっているとよいなと思います。