「ピンカートンに会いにいく」という映画を観ました(2018/04/17)。
監督:坂下雄一郎
キャスト:
内田慈、松本若菜、山田真歩、水野小論、岩野未知、田村健太郎、小川あん、岡本夏美、柴田杏花、芋生悠、鈴木まはな
松竹ブロードキャスティングオリジナル映画プロジェクト。
「松竹ブロードキャスティングオリジナル映画プロジェクト」は、
低予算ながら“作家主義”✕“俳優発掘”を掲げ、オリジナル脚本にこだわって2013年に始動したプロジェクトだ。
dmenu映画 オリジナル脚本&監督至上主義で映画界に新風! 映画選びの第3の選択肢
(https://movie.smt.docomo.ne.jp/article/1098876/)
ということのようです。
クラウドファンディングで資金調達した映画もあるようですね。
本作はその第5弾なのですが、第1弾は沖田修一監督『滝を見にいく』(2014年)、
安齋肇監督、みうらじゅん企画・原作・脚本の青春ロックポルノムービー『変態だ』(2016年)も同社製作だったんだ!
『変態だ』はオリジナル脚本ではないため、プロジェクトのナンバリングからは外れているとのこと。
さて、『ピンカートンに会いにいく』。
ストーリーは、ブレイク寸前で突然解散したアイドルユニットが20年の時を経て再結成に向けて動き出す、というか、アイドル時代のピンカートンのファンだった男の子が社会人になってたまたまピンカートンが所属していた会社を吸収合併した会社にいて、再結成させてみたい! と思って動き出してメンバーの元へ訪ねていく、という感じでしょうか。ちょっと違いますけど(-_-;)
86分と短い作品だったおかげか眠くなる暇もなくエンディングを迎えました。
過去と現在を行き来しながら話が進むよくあるパターン。『ピンカートンに会いにいく』は過去と現在を行き来したのがそれほど多くなかったのでついていけましたが、境目がわかりにくいと展開についていけないことがよくあり、ちょっと工夫してもらいたい気がしますね。
ストーリーに共感する部分はあまりなかったのですが、うまく作られていた映画だと思いました。
個人的には最後らへんでサインをもらうシーンが欲しかったですね。
女優陣、俳優陣も安定感があってよかったです。
こじらせアラフォー女子が主人公っぽい位置ですが、同類の方が観た場合、身につまされて少しイタイかもしれないです(-_-;)