フェア・ゲーム

沖縄・那覇の桜坂劇場で「フェア・ゲーム」という映画を見ました。
ナオミ・ワッツ、ショーン・ペン。
上映時間になったらほかの映画の予告編などが全くなくて始まったのにちょっとビックリ。

初めのほうはなんとなく展開が速くていまひとつついていけませんでしたが、
そこを過ぎればストーリーも理解できてきました。

副大統領補佐官の話術というか相手をコントロールしようとする術というかがちょっと印象に残りました。
つまり。
「運ばれたアルミニウムは核兵器に使われるものなんだな」というようなことを研究者に言わせるようにするための仕向ける術。
あとは、保身の術。
身内の者を推薦したいわけではなかったのに、あたかも推薦したかのように見せかける言質をとっておき、
困った際にそれを暴露する。
つまり。
身内に便宜を図ったんだよな、的な。

そしてマスコミ、この場合マズコミに都合のいい情報をリークして
マズゴミもそれをそのまま流す。
わかっていて流してるのか、何も考えずに流しているのかはわからないけど。

政府に楯突く側の話もだんだんと報道されるようにはなったが
これが日本のマスゴミだったら、政府に楯突くような報道が果たして為されるのか非常に疑問ですね。

政治屋と文屋。

さて。
昨日までこの先に書いていた「魚介類 山岡マイコ:スタンプラリー
長くなったので別立てにしましたぁ。

ついでに。
3/18の「運命の人」最終回を録画で見ました。
いろいろあるかもしれませんが、何となく基地を沖縄だけに押し付けるな、的な印象を持ちました。
そもそも基地があるのがどうか、とか、基地内の米兵の行動が問題では、というあたりの印象が薄かったのが残念な気がしました。

基地は抑止力になるという話もありますが、基地があることにより攻撃対象になることもあるかと思います。
そして地位協定ね。犯罪を犯しても基地内に逃げ込めば大丈夫という。
保険も税金もまともに払っていない米軍人所有のプライベート車両が公道を走っているという。
事故を起こしても本国へ逃げ帰ったら、その後の消息は教えてくれないという、まさに無責任。

やはり自衛隊をきっちりと機能させて在日米軍は減らしていくのが健全かと考えますね。

フェア・ゲーム@ぴあ映画生活

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